立ち止まって考える thinking of life

人生、社会、医学、考え事

人生は瞬間の繰り返し

人は好きなことをしているとき、例えばスポーツ、音楽、旅行などなど、何かの目標に向かっているわけではない。

そのこと自体を楽しんでいる。

そういう時って少なくとも過度なストレス状態にはさらされていない。

 

もしかして、人生ってのもそれと同じように捉えると多少は楽になるんじゃないだろうか。

目標に向かって我慢して頑張るってのも一時的にはいいかもしれない。

でも、人生っていうそれなりに長いスパンで考えるとそれじゃもたないと思う。

そうではなくて、自分が今していることに集中する・楽しむってことが大事なんじゃないかって。

言い換えれば、結果を志向することよりも、過程を楽しむということ。

何かに集中しているときって頭の中がすごくクリアになっている。逆に、過去のことを悔いたり、先の心配ばかりしているときって、次から次へと余計な思考が浮かんで集中はもちろんできないし、頭の中もごちゃごちゃしている。

 

今この瞬間に集中する、楽しむ、その繰り返しが結果的に人生なのかもしれない。

こう考えると、時間とか人生の捉え方そのものが変化してくる。

そもそも時間てものをあまり意識しなくなることができるようになるかもしれない。

 

似たようなことは小池龍之介なんかも著書の中で言っていたりする。ただただその瞬間に集中することが大事だと。そのための練習法が、呼吸に集中する瞑想だとも。

 

考えない練習 (小学館文庫)

考えない練習 (小学館文庫)

 

難しいというか慣れが必要なことなのかもしれないけど、考え方・捉え方を変えるだけで何かしら効果はあるんじゃないかな。